大根

先日、金木犀のサロンオーナーに堀りたての新鮮な「大根」をいただきました♡

「大根」は、日本人には非常に馴染み深い身近な野菜。

昔から「春の七草」としても食されてきた大根ですが、主に春の七草というのは薬効成分の高い生薬が選ばれています。私たちには非常に身近ですが、それゆえにあまり知られていない大根の栄養価や効果・効能についてご紹介します。

大根の栄養価と効果・効能!!

大根の効果でもっとも注目したいのは、「免疫力を高める」という点です。

〇消化不良の解消 〇胃酸過多 〇二日酔い予防 〇咳を鎮める 〇頭痛予防 〇解熱効果 〇のぼせを防ぐ 〇ニキビなどの肌荒れ予防  〇冷え性の抑制 〇動脈硬化の予防、改善 〇胃炎の予防 〇便秘解消 〇抗がん作用 〇歯茎の炎症を鎮める

など、実に多くの効果があることで知られています。

こうした薬効をもたらしてくれるのが大根に含まれる、

〇ビタミンA 〇ビタミンC 〇食物繊維 〇ジアスターゼ 〇アミラーゼ 〇フラボノイド 〇アリル化合物 〇ミネラル成分(カルシウム、ナトリウム、リン、鉄分など)

といった成分です。

特にジアスターゼ、アミラーゼ、アリル化合物の効果に注目です。

~ジアスターゼ・アミラーゼの効果・効能~

デンプンを消化する酵素です。ジアスターゼ、アミラーゼは共に熱に弱いので、大根おろしにすることで効果を発揮します。腹持ちの良い炭水化物を効率良く消化吸収してくれるので、胃もたれや胃酸過多の予防に効果があります。また、消化酵素は年齢とともに分泌量が減ってきます。食事をする際には、大根のように消化酵素を豊富に含んでいる食材を先に補うのが望ましいとされています。さらにジアスターゼには魚の焦げなどに含まれている発がん性物質を抑制する効果があります。

~アリル化合物の効果・効能~

大根の辛み成分です。この成分には、胃酸の分泌を促し、食欲を促進させるという作用があります。また、炎症を鎮め、咳を止め、さらに殺菌のはたらきがあるとも言われています。

 

ただし、大根に含まれる消化酵素は熱に弱く、60度以上になると活動を停止してしまいます。火を通して食べる大根には消化酵素の働きが期待できなくなるので、ジアスターゼ、アミラーゼ、アリル化合物等の力を発揮させたい場合は、「大根おろし」「大根サラダ」などの生で食すのがおススメです。

 

とは言っても、生で食べると量が摂取できないので、やはり煮物やお味噌汁などに大根を使う井澤家です(^^)v

いただいた大根は、大根サラダ、お味噌汁の他、鶏肉と一緒に煮て、煮物にしていただきました!

煮物は、三つ葉を入れるのがPOINTです( *´艸`)

甘みがあり、生でサラダで食べても苦みを感じずとっても美味しい大根。

大根一本分煮ましたが、家族に大好評で一晩でほぼ食べきりました♪

 

とっても美味しかったです。

ごちそうさまでした(^^♪