アイスプラント🍃のひみつ

アイスプラントは、そのままでもほんのり塩味がする、なんとも不思議な野菜。

透明なつぶつぶがびっしりついた見た目も、アイスプラントの大きな特徴です。シャキシャキとした歯触りで、サラダで生食で食べることがほとんどです。

今回は、そんなアイスプラントに含まれる栄養と効能についてご紹介します。

 

ミオイノシトールが多く含まれる!動脈効果のリスク低減に!

アイスプラントは、ミオイノシトールという栄養が多く含まれていることは大きな特徴です。

アイスプラントに含まれているミオイノシトールは、ビタミンB群の一種で血液中のLDLコレステロールの低下に大きく働き、動脈硬化や脂肪肝などのリスクを減らす効果があります。さらには、内臓脂肪を減らすことでメタボ対策や、パニック障害にも効果があることにも注目されています。

 

カリウムが多く含まれる!余分なナトリウムと水分の排出

アイスプラントには、カリウムが多く含まれています。

カリウムは、体内のナトリウム濃度を調節する栄養で、血圧の上昇を抑える効能があります。さらに、余分な水分を排出する働きがあることからむくみによるさまざまな症状を緩和する効果も期待できます。

また、夜中にこむらがえりを起こしやすい人はカリウム不足の心配があるので、食生活を見直してカリウムの多い食事を心がけてください。

 

マグネシウムも含んでいる!筋肉は正常に収縮させる効能

アイスプラントは、マグネシウムを含んでいることにも注目です。マグネシウムは、補酵素として体内のエネルギー代謝に深く関係する栄養です。また、カルシウムとともに骨や歯の成分として使われます。

正常な筋肉の収縮に関係することもあり、不足しなしように心がけたい栄養のひとつです。

 

βカロテンがレタスの3倍ほど!老化防止や視力維持

アイスプラントには、レタスの3倍ものβカロテンが含まれています。

βカロテンは、強い抗酸化作用を持つ栄養で、細胞の老化防止やアンチエイジングのほか、ガン細胞の抑制にも効果があるとされています。また、βカロテンには、目、皮膚、粘膜などを健康に維持する効能もあります。不足すると、暗い所で視力が低下する「夜盲症」を引き起こしたり、口内炎や皮膚炎を発症したり、風邪をひきやすくなったりなど、症状が出るため、アイスプラントのようは食品で、βカロテンを意識して摂取するようにしましょう。

 

クエン酸も豊富に含有!疲労回復やほかの栄養の吸収力アップに

アイスプラントは、クエン酸を豊富に含んでいることも特徴です。

クエン酸は酸味の成分で、疲労回復に大きな効能があります。また、クエン酸にはほかの栄養の吸収率をアップさせる効果もあります。その他にも、抗酸化作用や血行促進作用など、健康で快適な体づくりのためにも注目したい栄養です。

 

アイスプラントの透明なつぶつぶは何?名前の由来は?

アイスプラントの葉の表面についている透明なつぶつぶの正体は、水泡状の細胞です。

アイスプラントは乾燥や塩分濃度が強い環境で育つため、この透明な水泡上の細胞が現れ、水分や塩分を貯蔵しているのです。透明なつぶつぶがついた葉の見た目がまるで凍っているようにも見えることから「アイスプラント」と呼ばれるようになったそうです。

 

~アイスプラウトのマリネ~

材料

ドレッシング・・・オリーブオイル:お酢:キビ砂糖 (適量)

トマト、新玉ねぎ、アイスプラウト

 

そのまま食べても美味しいアイスプラウトですが、他の野菜と一緒にあえてもとっても美味しいですよ(^^)v